成人式の後、そのまま中学時代の友人達に同窓会に呼ばれました。

もともとお金はあまり持っていなかったので不安だったのですが、会費は3500円だといわれたので、それならなんとかなると4000円持っていた中から出しました。

久しぶりに合った友人との一時はとても楽しいもので、成人式という特別な状況もあって、次第に私もハメを外す集団の仲間入りをしていました。

さて二次会に行く人という話になり、ほとんどの友人が手を挙げていたので、私もそのまま良く考えずに参加を決めてしまいました。二次会はアルコールも入ってもっと盛り上がって、更に学生時代に戻ったころのようなバカ騒ぎに転じました。

さて困ったのは二次会終わりのお金の請求です。私は前述の通り余裕を持ってお金を持ってきておらず、手元には500円という金額しか残っていませんでした。これでは二次会分の金額に全く足りません。

私は中学時代親しくしていて、現在までにも多少の付き合いがあった友人に、軽い気持ちでお金を借りました。

お酒が入っていなかったならばもう少し深刻に考えたでしょうし、もしかしたら友人も気軽には貸さなかったかもしれません。どちらもがどこか開放的な気分だったので、不安定な中の金銭のやり取りは成立したのです。

成人式が終わりいつもの日常が戻ってきた後、私は少し忙しくしていました。結局お金を借りた友人に連絡を取ったのは二月も終わりに差し掛かってからのことでした。私がお金を返したとき、友人ほっとしながらも少し硬い表情でいました。

そのまま食事に誘ってみたものの乗ってはくれず、私は返済を終えただけで一ヶ月ぶりにあった友人と別れることになりました。

友人は私にお金を貸したことを、もしかしたら後悔していたのかもしれません。それから友人とのやり取りは無くなっていき、今は疎遠となってしまいました。